Diploma Yoga Education 2017-2018 下半期
12月
12月のメインイベントは、シャンカプラクシャーラナでしょうか。
こちらもクリアの1つのテクニックで、コップ数杯の水を飲み、腸蠕動を促すのに効果的なアーサナのセットを行う、という過程を繰り返し行います。
腸を洗浄し、宿便を取り除く効果があります。
トータルで3ℓ〜多い人は5ℓほどの水を飲むことになります。
朝から始め、昼前にはどうにか終了、その後はインストラクションに従い、お腹一杯にキチュリというインドのお粥を、たっぷりのギー(精製バター)を混ぜていただきます。食べてる間、先生が一人一人しっかり食べているかどうかチェックしています。そして「もっと食べろ、ここまでだ!」と、喉を指差しながら言われるので、お粥とギーを飲むように食べました。
午後は休息、夕食は、昼程ではなくても再びたくさん食べるという、一日中かけての行程です。この日はさすがに疲れて、ぐったりでした。
2018/1月
新年は1月1日からスワミマヘシャナンダジによる、Kriya yoga Anushanaによって1年が始まります。
朝夕の2回の1時間に渡るプージャ、マントラやパタンジャリヨーガスートラの朗読の練習、1日1回のクリヤヨーガに関するスペシャルレクチャー。
食事も普段より軽めになり、必要時以外があまり人とも離さない、生徒の中には完全に“沈黙“を練習する子も。
授業ではlesson planという授業を行う練習が始まります。授業のスタイルは多岐に渡り、アーサナの授業から始まり、プラーナやマーマ、レクチャー、隣の小学校での子供に対しての授業と、4つのスタイルが課せられます。
アーサナの授業も、マントラから始まり、サンスクリットの語源や、伝統的文献においての記述、効果、禁忌、デモを用いたアーサナの説明、実際の練習、質疑応答など一通りのクラスとしての形含め練習します。
レクチャーではパワーポイントを作成し、30分の授業を行います。
結構気合を入れての準備が必要でした。
2月
2月はグループ研究の締め切りの時期です。
私たちのグループは、韓国、カナダ、インド、中国、日本と国籍のバラエティ豊かなグループだったので、「Cultural synthesis through yoga」というタイトルで、家族、宗教、価値、教育の共通点を挙げて掘り下げるという作業を行いました。私の役割は宗教だったので、仏教とヨーガスートラの共通点を探すという作業を行いました。
グループ研究での大変さは、私にとっては内容よりも、「文化や価値観の違うメンバーがどう理解し合いながら一つの課題をこなすか」という部分でした。
思いっきり私たちの研究テーマでありながら、実際にはSynthesis不足だったように思います。中国組は全員脱落、インドとカナダがぶつかる、日本韓国挟まれて疲れる、等々,,笑
年明けから期末テストの日程など公表があり、2月頃からは本格的に、勉強モードが一気に高まってきます。
インドは勉強する姿をあまり表に見せないのがステイタスなのかな?という印象があるのですが、みな静かにテスト勉強を始めていたように思います。
インド人のトップの成績の女の子は「冷戦があるの」と言っていました。
3月
3月はEducation tour のため、クラスの15人程はMalsorのアシュラムに旅行へいきます。授業はその間休み、クラス旅行に行かない生徒は実家に帰ったり、残って勉強したり、自分たちで少し旅行に行ったりと様々です。
私は幸運にも、日本のオンラインコースの方達が来る時期と重なったので、そちらのコースに1週間の間参加させていただきました。
あとは、ひたすら試験対策。学校の授業もほぼ終盤を迎え、最後の1週間は出席がなくなり、希望者のみクラスに参加する形式になります。
プラクティスでは、試験対策用のアーサナのプログラムと、特別にムドラーの練習があります。
レクチャーは、ボデ先生のクラスが全然シラバスを終了していなかったので、全速力にて毎日のようにボデ先生の特別授業、チャクラ、GhSのかなりの章、イスラム、mysticism、
この件に関しては、コースの始めになぜクラスを何コマも使ってシラバスの説明をし続けていたのか?とう疑問が拭いきれません、笑。
しかし、個人的にボデ先生の人柄が大好きなので、毎日ボデ先生の授業を受けられることはとっても癒しになっていました。
4月
ひたすら試験の月です、4月2日にプラクティスの試験、その後5日から17日まで筆記の試験が続きます。
といっても毎日試験がある訳ではなく、間に日にちがあるということなのですが、「2週間以上のテスト期間のストレスに、どう対処するか」ということが非常に課題となりました。
とにかく長期試験を乗り越える体調管理が非常に重要ポイントです。
自分の性格上、やり過ぎて体調を崩すというのが今までのパターンなので、「十分」というところで一旦区切って、休息。
アーサナやプラーナヤーマの練習はストップしないという信念をもって、乗り切りました。
QCIレベル2の試験も主催の交代の関係で、中止の方向でしたが、前日に執り行われるとの情報が周り、スケジュールが送られてきたのはなんと前日夜の22時過ぎ。しかしこの機会に試験を受けられたことは本当に運が良かったなと思います。
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