「初めてのヨーガ哲学」勉強会FB
先日東京で初めてのヨーガ哲学の勉強会を開催させていただきました。
まだまだ入門者の私が、勉強会を開催するにあたり、自分自身が必死になって勉強・準備をさせていただいたことが、今後に向けてとても糧になったと思います。
このような勉強会を開催できるご縁を与えていただいたこと、定員以上の参加者の方にお集り頂いたこと、私のお話を聞いてくださったこと、本当に感謝しています。
初めてのヨーガ哲学としてお話させていただいた内容を、ざっと振り返りたいと思います。
・一般的なヨーガのイメージ、間違いやすいコンセプト
・ヨーガとは何か?
・近代ヨーガ理論の枠組み
・パタンジャリヨーガスートラにおけるヨーガとは何か?
・ヨーガ哲学およびサーンキャ哲学における「心」とは?
・プラクリティとプルシャという概念
・心の働きとは何か?
・心の動作不良、その原因とは?
・心の痛みの4つの症状
・心の動作不良を取り除き、原因を脆弱化させる方法とは?
・アシュタンガヨーガの八肢則とは?
それぞれの基本的な部分をお話させていただきました。
上記の大半がパタンジャリヨーガスートラの第一章、第二章に基づいた内容となっています。
とにかくヨーガは、パタンジャリヨーガスートラ第1章2節。
ここを主軸にしておくことが重要であると思われます。
PYSⅠ−2 Yogas citta-vritti-nirodhah
Citta 心 vritti 作用 nirodhah 停止・初期化
ヨーガは、(認識を紡ぎ出す)心の作用を一時的に停止することである(初期化)
私自身改めて、ヨーガとは何か?ということを振り返り、単なる身体訓練ではなく、
常に動き続ける心の作用を、いかにコントロールし最適化の方向へ持っていくか。
ヨーガはその詳細と、方法論を学んで行く過程であり、同時にゴールであるのです。
今後も可能な限り定期的に勉強会を開催出来ればと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
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