インド留学記: インド・オンラインヨーガ事情 第2弾 KDHAM編

さてインドではエリア別にロックダウンが始まる中、こちらプネーはロックダウンの延期5月17日までの延長が決まりました。

5月の予定であった期末試験も一旦延期の予定です。

もはやロックダウンは1ヶ月半、さらに大学寮によるダブルロックダウンによって週に1回か10日に1回のスーパーを除いて、ずっと寮の中で過ごしています。

が、結構愉しく寮のみんなと過ごしています。

ムスリム組はラマダーンが始まり、全体も少し静かになっています。


さて今回は、インド・オンラインヨーガ事情 第2弾 KDHAM編について紹介していこうと思います。

カイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所Kaivalyadhama Yoga Institute 

https://kdham.com/

こちらインドマハーラシュトラ州、ロナヴァラという場所にあるヨーガ研究機関です、そして付属のカレッジとヘルスケアセンターが併設されています。

私自身もこちらの付属カレッジのCCY6週間コース(2014)、オンラインコース、DEYd 9ヶ月コース(2017-2018)卒業、さらに施設内のヘルスケアセンターと哲文学研究の部署で各4ヶ月のインターンを終えています。

もはや自分の故郷のような親近感がある場所です。

※CCYは現在4週間



カイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所は、1924年にスヴァーミー・クヴァラヤーナンダ(1883-1966)によって創立されました。当時非常に曖昧であったヨーガ分野について、科学的な研究を行いその効果や根拠を明らかにすることで、より多くの人にもヨーガを広めるきっかけとなった近代ヨーガの出発点とも言える場所です。

カイヴァリヤダーマのロゴの下には、

「ヨーガの伝統と科学が出会う場所/Where Yoga tradition and Science meet」というキャッチフレーズが付け加えられています。まさにその通りですね。



ちなみに、現在私の通っているプネー大学のヨーガ学科においても、特にヨーガ哲学やハタヨーガの分野ではこちらの出版するテキストを中心に参照しており、数あるヨーガの参考図書の中でも、信頼度抜群です。

 



さてそんなカイヴァリヤダーマ・ヨーガ研究所のオンラインクラスの紹介です。

もちろんこれまでにも多くのビデオがYou Tube配信などされているのですが、コロナ渦によって始まったシリーズにまずは注目。


3月22日 「気持ちを落ち着け、免疫を向上させる練習」 カイヴァリヤダーマのCEOスボードティワリ氏自らのビデオクリップから開始されています。

3月30日 「静寂の音の探求」

4月1日「活気と休息のためのヨーガの練習」

4月3日「トラータカ クリヤ」

4月4日「83歳の父がヨーガの練習によってコロナから回復したレポート」

4月6日「マントラ・ジャパ」

4月8日「バレーカル先生とのヨーガセッション」

4月9日「糖尿病のためのヨーガ」

4月10日「子供のためのヨーガ」

4月11日「背部/背骨のためのヨーガ」

4月12日「ボーガル先生との瞑想」

4月16日「免疫を上げるハーブティーの作り方」

4月19日「パタンジャリヨーガ哲学」

4月23日「賢くあれ、さもなければ…」CEOスボードティワリの対話

4月30日「ヨーガ、自然療法、アーユルヴェーダ、精神医学を通したホリスティックな健康」




日替わりでインストラクターやスタッフが担当しています。平均して大体が20分程度になっています。

現在は「シニア・ヨーガ」のシリーズが、インド政府AYUSH省とのコラボレーションで連日配信されています。
今日でシリーズ7回目、こちら言語はヒンディーです。



ここからは有料ではありますが、ワークショップ等の情報です。


5月1日、2日の2日間は、ボーガル教授による「クリヤ・ヨーガ」のワークショップ。2日間(それぞれインド時間16:30-19:15)、各日2回のセッション、ディスカッション、QandAで構成されています。価格は2000ルピー。満員御礼のようです。

5月5日-7日の3日間はムンバイ校のラヴィ・ディキジット先生による「ヨーガとバランスのとれた食事」のワークショップが予定されています。

3日間 各日17:00-18:30の90分、価格は1500ルピーとなっています。



またさらにこの期間中、カイヴァリヤダーマではオンラインコースが70%オフの大特価、通常ヨーガのオンラインコースUSD350,そしてアーユルヴェーダ399USDのところ、両方合わせて USD200!

https://kdham.com/yoga-instructors-course/

これは嬉しいキャンペーンです。



さらにはこれだけでは留まらず、通常寮に住み込みで行う4週間のコースをオンラインでやってしまおう!という取り組みもあります。

5月2日からなので、本日から開始ですね。スケジュールを見ると分かる通り、朝7時から夕方6時までオンラインでの講義、実習が続きます。

何人くらいが受講しているのかも気になるところです、、、


さてさて色々なアイデア・工夫によってYou Tubeライブ配信、そしてオンラインコースの充実しているkdhamからも目が離せませんね。


しかしぜひコロナが終息した際には、直接kdhamに行ってあの環境の中で実習したいものですね…。

それまではあるもので我慢、笑。

それでは皆さんの無事を祈って、今日はこの辺りで、、、

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