IYAインターン_ジャイナ教コミュニティの展示会
7月22日23日の週末は、Anuvrat Bhawanにて、ジャイナ教コミュニティのメンバーによるMAJESTIC EXPO:ファッションとライフスタイルの展示会がありました。2日前から準備が始まり、広いホールがブースで一杯になりました。外にはストリートフードの屋台が沢山出ています。
インド各地からの出展で、クルタやサリー、ハンドメイドのアクセサリー、ハンドメイドのバック、アーユルヴェーダのコスメなどジャンルも様々です。
もうすぐラクシャー・バンダンという兄弟と姉妹の関係を祝うヒンドゥー教の祭礼があるので、様々なブレスレット類が売られていました。中には、ドラえもん柄のユニークなものも!
アーユルヴェーダのコスメは、自身の農場でとれたハーブなど使ってコスメを作っているという徹底ぶりです。ちなみにインドの日焼け対策には、室内でもしっかり日焼け止めを塗るようアドバイスをいただきました。
クルタやサリーなどの洋服のブースも多く出ていましたが、ラージャスターンは割とデリーに近いためラージャスターンのブロックプリント柄の洋服なども多くありとても可愛かったです。ただ、「可愛いですね〜」というと、すぐに「Should I pack for you?包みましょうか? 」と購入の流れになってしまうので、あ、ちょっと待って、と伝えるのが大変でした、笑
アクセサリーも本当にどれも綺麗で、今まであまりアクセサリーをつける習慣はなかったのですが、インドでは身だしなみにもアクセサリーが重要なのでこれを気にいくつか購入。マーケットより安心価格で購入できてよかったです。また売り上げの一部はジャイナ教コミュニティへのドネーションにもなるようです。
またイベントでは、ジャイナ教の方は誰もが知るというマントラを全員で詠唱するシーンもあり、精神性と富が共存している場面を垣間見させていただきました。「精神性を追求しているからといって、質素を極めるわけではない」とインドの先生から聞いたことを思い出しました。
ストリートフードのブースでは、最近はもうお馴染みになったチョーレー・クルチェや、ダヒ・バラを堪能。ちなみにストリートフードも菜食のジャイナフードです。
ジャイナ教は、ヒンドゥー教や仏教と比べて今まであまり交流の機会がありませんでしたが、ここにきて毎日ジャイナ教の様々な方とともに過ごしています。
ジャイナ教は、真理は多様に言い表せると説き、アネーカンダ・ヴァーダという「相対論」を支持しています。これは「これである」「あれである」という断定的表現をさけ、常に「ある点からすると」という考え方を大切にします。実際にジャイナ教コミュニティにいると、全体の印象としてオープンな姿勢で、コミュニケーションをとってくれると感じています。(勿論それぞれの個性はありますが)
またジャイナ教の呼吸法やメディテーションを日々おこなっているという指導者レベルの方は、口グセのように「I am not body, I am not mind, I am Atman」と日常会話の中で話しています。スタッフの方も家族内などで何かあればすぐにその方に相談していて、会話の後にはストレスが緩和されているようにみえます。ふと我に帰るというか、気付くことで、ストレスからの影響を最小限に…
エキスポの皆さんも、皆ステキな笑顔なのはジャイナ教の実践が影響しているのでしょうか、、、そんなことを感じさせてもらえるエキスポ参加でした、、、
週末の愉しいひと時を過ごさせて頂きました。ありがとうございます。
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